ロコモ・骨粗しょう症なら一宮市のたけもと整形外科

ロコモ・骨粗しょう症 LOCOMO

ロコモ・骨粗しょう症について

女性に多くみられる症状です

骨粗しょう症とは、骨内部の量が減って骨密度が低くなることで、骨折しやすくなる症状です。加齢や女性ホルモンの減少が関与しており、女性で発症しやすい特徴があります。骨粗しょう症や筋肉、関節などの病気で運動器が衰えてしまうと、ロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)の原因となり、要介護や寝たきりのリスクが増えます。早めの検査や治療、運動などで予防することが大切です。

こんな場合はご相談ください TROUBLE

  • 骨が折れやすい
  • 骨がもろいと診断された
  • 背が縮んできた
  • よく転ぶようになった
  • 背中が丸まってきた
  • 足腰の力が入りにくい

ロコモを予防しましょう

ロコモ セルフチェックリスト

ロコモティブシンドロームは、下半身の運動能力の衰えや関節の痛みから始まることが多いです。
以下のポイントを確認することでセルフチェックをおこなうことができます。
この中で一つでも当てはまる項目があれば、ロコモティブシンドロームの可能性があります。

  • 01.

    片脚立ちで靴下を履くことができない

  • 02.

    家の中で滑ったりつまずいたりすることがよくある

  • 03.

    階段は手すりがないと登り降りできない

  • 04.

    屈む動作が必要な作業ができない

  • 05.

    2kg程度の持ち物を運ぶことが難しい

  • 06.

    15分以上続けて歩くことができない

  • 07.

    歩く速度がかなり遅くなった

予防方法

骨粗しょう症予防の一環として、骨折評価ツール「FRAX®」というセルフチェック方法をご存じでしょうか。骨折発症に関わる12の因子を入力すると、骨粗しょう症性骨折の10年間の発生率が算出され、ご自身のリスクが分かります。当院では結果に対するご相談、対策・治療もできますのでお気軽にご来院ください。

検査・治療について

骨粗しょう症は
定期的な検査が大切です

DEXA法による
検査を行っています

微量なX線を当てることで、骨密度を測定する方法です。日本骨粗鬆症学会のガイドラインでも推奨されている方法で、腰椎(腰の骨)や大腿骨頸部(股関節の骨)のような骨折しやすい箇所も正確に診断することができます。定期的に検査をおこない骨粗しょう症を予防しましょう。

骨代謝マーカー

採血により骨代謝マーカーという数値を調べることで、骨代謝の程度を確認することができます。骨粗しょう症治療の効果の判断や治療計画を立てる際に活用します。

主な治療方法

運動療法

理学療法士によって、患者さん一人ひとりとマンツーマンで筋力訓練や歩行訓練をおこないます。無理なく動かせる範囲から始めていき、機能回復を目指します。

食事療法

健康な体を維持するためには、日々の食事をバランスよくしっかり取ることが大切です。患者さんの状態に合わせて、適切な献立を提案いたします。

内服

患者さん一人ひとりの症状や骨粗しょう症の進行度に応じて適切なお薬を処方させていただきます。

注射

骨を壊す細胞の働きを抑制したり、骨を作る細胞の働きを促す薬などがあります。