長時間のデスクワークはマウス症候群・指関節症の可能性も? 手の痛みの対策について|木曽川たけもと整形外科【公式サイト】|一宮市の整形外科

トピックス TOPICS

長時間のデスクワークはマウス症候群・指関節症の可能性も? 手の痛みの対策について


長時間のデスクワークを仕事にしている場合、手や指の痛みを経験したこともあるのではないでしょうか?


テレワークやオフィスワークなどでパソコンを使う方は、手や指をたくさん使うため、筋肉や腱などに負担がかかります。

痛みをそのままにしておくと仕事の効率が落ちたり、日常の動作にも支障が出る可能性があるため、早めに気づいて対処することが大切です。


この記事では、デスクワークで生じる指の痛みの原因や、痛みの対策法・治療法を解説します。


■デスクワークによる指の痛みの原因


デスクワークで生じる手や指の痛みの原因として、以下が考えられます。


  • マウス症候群

  • 指の変形性関節症

  • 手根管症候群

  • ばね指


それぞれ詳しく見ていきましょう。


◎マウス症候群

マウス症候群とは、長時間のデスクワークで起こる体調不良の総称です。


マウス症候群では、以下のような症状が現れる場合があります。


  • 手首の痛み

  • 指先のしびれや冷え

  • 肘や肩の重苦しさ

  • 首や肩のコリ

  • 偏頭痛


これらの症状は、デスクワーク中に不良な姿勢が続いたり、長時間同じ姿勢を取り続けたりすることで起こります。

また、マウスやキーボードを使い続けるために、手首の腱鞘炎が起こり、強い痛みが出現する場合もあるのです。


関連記事:日常生活で痛む「手首」| ただの腱鞘炎じゃないかもしれません


◎指の変形性関節症

指の変形性関節症も、デスクワークで起こり得る病気の1つです。


マウスやキーボードを操作するために指をたくさん使うと、関節に近い位置の骨へ負担がかかり、徐々に変形や腫れが起こる場合があるのです。


なお、指の変形性関節症は、変形の起こる位置によって「へバーデン結節」や「ブシャール結節」と呼ばれる場合もあります。


関連記事:指の関節が伸ばせない。「結節」が原因かもしれません。


◎手根管症候群

手根管症候群は、手の指にしびれや痛みが生じる、神経の病気です。


手首の中には、骨や靭帯で構成された「手根管」と呼ばれる部位があり、その中を、指の運動や感覚に関わる「正中神経」が通っています。


パソコン作業が続き手首に負担がかかると、手根管が浮腫んで神経を圧迫する場合があるのです。


関連記事:手・指のしびれを伴う痛みは炎症以外が原因?検査と治療についても解説


◎ばね指

ばね指は、指の腱に炎症が起こり、曲げ伸ばしがうまく行えなくなる病気です。


指の関節がスムーズに動かなくなり、痛みや熱っぽさ、腫れなどの症状も伴います。長時間のマウスの使用で指が曲がったままでいたり、クリックを何度も繰り返したりしていると、腱が摩擦で炎症を起こし、ばね指につながるケースがあります。


関連記事:「ばね指」だけじゃない、指の付け根の痛みの原因について解説


■デスクワークによる手の痛みの対策法


デスクワークによって手の痛みが生じている場合、以下の対策法を行うと、症状をやわらげる効果が期待できます。


  • 手に負担のかからない環境で作業する

  • 定期的にストレッチや体操を行う

  • サポーターやテーピングを使用する

  • 整形外科でケアを受ける


上記の中でも取り組みやすいのは、作業環境の調整です。


手首の下へマウスパッドやタオルを置く、手の形に合うマウスを使用する、画面の高さを上げて背筋を伸ばすなど、作業環境を工夫するとよいでしょう。


また、休憩時間や作業の合間に、手のストレッチや、肩・背中の体操を行うのも効果的です。手首を反らして腕や指の筋肉を伸ばしたり、肩甲骨を回す体操を行ったりなどして、身体の疲労やコリをため込まないようにしてください。


それでも症状が改善しない場合は、整形外科で専門的な治療やケアを検討するのも大切です。


■整形外科で受けられる手の痛みの治療法


整形外科では、マウス症候群や手の変形性関節症などに対し、このような治療を受けられます。


  • 薬物療法

  • リハビリテーション

  • テーピングとサポーター

  • 作業環境のアドバイス


痛みや腫れなどの炎症症状が強い場合、消炎鎮痛薬の処方や注射など薬物療法によって、症状をやわらげることを目指します。


また、筋肉の疲労軽減やコリの解消のため、リハビリテーションで電気治療を行ったり、理学療法士の指導のもとでストレッチを受けたりすることも可能です。


合わせて、テーピングの実施やサポーターの提案、作業環境に対するアドバイスなどのサポートも受けられるため、治療だけでなく悪化や再発の予防もできるでしょう。


手や指の痛みは、病気や不調の種類を見分け、適切な治療を行うことが重要です。時間が経っても治らない場合や、徐々に痛みが強くなる場合は、整形外科で検査と治療を受けてみてください。


■デスクワークによる手や指の痛みは整形外科にご相談ください


デスクワークによる手や指の痛みは、さまざまな病気や不調が原因で起こります。


多くの場合は、手の使いすぎや姿勢の悪さが背景にあるため、おかしいな?と感じたら作業環境を見直してみましょう。


なかなか痛みが引かない場合は、整形外科に相談することも大切です。『木曽川たけもと整形外科』では、手の痛みに関する専門的な検査と治療、作業環境に対するアドバイスなどを提供しています。


デスクワーク中に手の痛みを感じている方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。


木曽川たけもと整形外科
医師
⇒院長の経歴はこちら